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英語長文の読解にはandやorなどの接続詞に気をつけよう。英文読解のコツ

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英文読解と言っても、どのレベルの文章を読むのかによっても対策方法は異なってきます。
比較的読みやすいシンプルな文法構造のセンター試験などの長文読解であれば、いかに早く読めるか、というところがミソになってきます。
一方で、有名国公立大学の二次試験レベルの少し難しめの文章であれば、スピードもそうですがまずは読めるようにならなければなりません。
今回は後者の、少し複雑な文章を読むにあたってのポイントや、勉強法についてまとめていきたいと思います。



・文法構造を見極める

複雑な文章ですと、一文がものすごく長かったりしますよね。
文章が長いと、どこでどう節になっているのか、また日本語訳となるとどこでどう文章を切ってよいのか迷ってしまったりと、悩みどころは多くあります。
しかしまずはとりあえず文法構造を見極め、文全体の大きい主語、動詞、そして目的語を見つけなければなりません。

a)省略されている関係代名詞に気を付ける!

例えば大阪大学の外国語学部の一文を例にしてみます。
・I feel strongly that the confidence that comes from knowing you are able to express yourself with clarity and ease extends into all areas of your life - both private and public - and makes you more fulfilled and complete.

大きな主語を見つけられましたでしょうか?
the confidence以下の文だと私は強く感じている、といったようになるかとわかっても、the confidence以下の文章において大きい主語を見つけるのがなかなか難しいと感じる人もいると思います。
パッと見るとどこまでが主語なのかわかりませんが、省略されている関係代名詞を挿入してもう一度見てましょう。
・I feel strongly that the confidence that comes from knowing that you are able to express yourself with clarity and ease extends ~以下省略.

省略されているthatをknowingとyouの間に入れてみると、the confidenceからeaseまでが大きな主語だと気づきます。
that以下ということを知ることからくる自信はextends...というような感じです。

b)主語、動詞、目的語にざっくり節を区切ってみる

先ほどの大阪大学の例文を引き続き用います。
大きな主語を見破ることができましたので、今度は動詞、目的語とを見極め、文構造をみていきます。
大きな主語がthe confidenceからeaseまでなので、自ずとその次にあるextendsが動詞であると気づきます。
ここで、extendsの時制が3人称単数なので、extendsはthe condidenceの動詞であるということに一層自信を持つことができます。
となれば、次のextends以下が目的語ということになります。

c)andやorなどの並列に気を付ける
  • both private and public - でダッシュ記号がつかわれているのは、your lifeを修飾するためです。

ここでのandはprivateとpublicを並列に並べているわけですが、その次のand makes you more fulfilled…のandはどことどこを並べているのか、ということに気を配る必要があります。
時制が3人称単数ですから、主語はそれに合ったものであるということを念頭におけば、感覚的にも、論理的にもthe confidenceがmakes you…の主語であると予想できるかと思います、
つまり、ここでandはextendsとmakesを並列に並べているという判断が妥当です。


今回は大阪大学入試の一文を例に挙げ必要事項を述べていきましたが、やはり読解の上で一番のポイントとなるのは節を正しく分けられるかどうか、ということでしょう。
何人かの生徒を見ていると、読解が苦手な子は得意な子に比べて節がどこで区切られているのか、という質問に正しく答えられる率が低くなる。
節をはっきりと分けることができれば、自ずとどこが主語でどこが動詞か、などという判断も容易になるので、文が何を言おうとしているのかも分かってきます。
まずは簡単な文からでもよいので、節にきってみてスラッシュをいれてみる、というのもよい練習方法かもしれません。