英語勉強法の大辞典

英語の効率的な勉強法や語学留学の情報を書いています。

TOEIC500点を採るための勉強法。まず過去問をやってTOEIC形式に慣れよう

【一般的に求められるTOEICスコアとは?】

TOEICを初めて受験する方が疑問に思うのが「いったいどれくらいのスコアを取ればいいのだろう?」ということ。「TOEICいきなり○○点!」など謳った参考書をよく見かけますが、そのスコアがどれくらい凄いのか、どれくらい勉強すればそのレベルになるのか、気になりますよね。

『2013年 上場企業における英語活用実態調査 報告書』によると、グローバル化に伴う業務遂行に必要なTOEICスコア、会社員に求めるTOEICスコアは「500~595点」24.7%、「600~695点」20.9%を占めるそうです。(参考:http://www.toeic.or.jp/library/toeic_data/toeic/pdf/data/katsuyo_2013.pdf

したがって、初受験の方、もしくは2~3回目の受験の方は、まずは500~600点台を目指すといいことが分かります。

今回はTOEIC500点~600点を採る勉強法について紹介します。


【初めての受験で500~600点を取る方法】

さて、次のTOEICで500~600点台を取るにはどうしたらいいでしょうか? 500点というのは990点満点のTOEICで約半分を得点することを意味しています。それには英語の基礎的な知識と、ある程度の受験慣れが必要です。王道かもしれませんが、次のようなプロセスは有効です。

(1)TOEICの問題を1回分解いてみる
(2)(1)で分かった自分の苦手分野、または簡単に攻略できそうなパートから勉強していく
(3)(2)と同時に、英語の基礎固めもしていく

【TOEICの問題を1回分解いてみる】

第一に、自分の今の英語力を知るためにも、「TOEICに沿った問題」をpart 1 ~ part 7まで通しで一回分解いてみます。試験と同じように、時間を計って何も見ないで解くのです。そして予想スコアを出します。このとき問題集によってスコアが甘かったり厳しかったりするので、実際はだいたい100点前後変化するだろうと考えてください。そして「TOEICに沿った問題」と言いましたが、特に理由がない限りTOEIC運営委員会が出版している『TOEIC 公式問題集』がいいでしょう。本物に一番近いTOEIC問題集だからです。

【やさしい、攻略しやすいパートから勉強しよう】

TOEIC慣れしていない人がいきなりすべてのパートを1つずつやろうとすると、圧倒されてしまうかもしれません。そういった点から考えても、1回目から3回目の受験までは、いくつかのパートに絞って勉強した方が効率的でしょう。

TOEICはリスニングセクションではpart 1(写真描写問題),part 2(応答問題)が、リーディングセクションではpart 5(短文穴埋め問題),part 6(長文穴埋め問題)が比較的難易度の低い問題になっています。これらのパートでは、基礎的な英語知識があれば高得点を狙うことができます。つまり、基本となる語彙力と文法知識です。ですから、まずはこれらのパートで満点近く取れることを目指しましょう。ちなみに、この4パートを合わせると92問になります。つまり約半分の得点(500点)が狙えるのです!

【語彙、文法― 基礎を固める】

さて、ここまでやって時間的余裕があれば、基礎固めです。
テクニックも大事ですが、基礎力がないと様々な問題に太刀打ちできません。ここでの基礎固めというのは、基本的な文法をやり直したり、語彙を増やしたりすること。文法は中学・高校向けのものでもいいと思いますが、TOEICでは特殊な用例も出るのでその手の問題集を一冊やっておくと安心です。

中学レベルの参考書は下記を参考にしてください。www.eigobenkyouhou.net

英単語の勉強法もチェックしておきましょう。www.eigobenkyouhou.net


確かにTOEICは時にテクニックを要する試験ですが、600点くらいまでは基礎力だけでも達成できる人も多いです。
今後も定期的にTOEICを受ける可能性のある方は、ぜひ長い目で見て英語全般の学習を続けてみてください。私の周りでも、300点台から初めて数年後700~900点台をとった方が何人かいます。

そういう話を聞くと、どんなに高いスコアでも決して到達不可能なスコアなどないのですね! 自分のペースで頑張ってください。