英語勉強法の大辞典

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何のためにTOEICを勉強するのか?TOEICと英語力の関係

 TOEICの勉強をしている人になんでTOEICの勉強をしているか尋ねたとしたら、企業(会社)に求められるからという人がほとんどでしょう。就職試験のため、会社内での昇進など色々理由があるかと思いますが、TOEICテストのスコアを英語力を図る基準としている会社はとても多いのは確かです。

TOEICの公式資料によると、TOEICの受験割合は日本人 65%、韓国人 12%と日本と韓国で77%(約8割)を占めています。
海外でTOEICのスコアが何点と言ってもその試験すら知られていない国も多く、割合から見てもわかるとおり、日本国内で日本の企業が必要としている試験ということがわかります。
 
 TOEICでその人の英語力がわかるかというと必ずしもそうではありません。



 確かにどの程度できるかの基準とはなりますが、点数が高いから英語ができる、点数が低いから英語ができないというわけでもなく、そしてその点数のスキルが社内で求める英語力にイコールになるかというとそうではありません。

 TOEICはリスニングとリーディングの2つのセクションに分かれていることからその2つの英語力ということになるのは確かです。

 ここで英検との違いを示しますが、英検というのはそれに加えて、ライティングが1次試験に加わり、2次試験ではスピーキングとなるため4つの技能の証明となります。
よく英検○級はTOEICで○点位との記載を目にしますが、それはあくまでもTOEICの2つの技能の場合であり、TOEICで満点が採れたとしても英検では2級も合格できないということもあるのです。

 そしてTOEICの大きな点として傾向と対策、つまりはコツを知ることによってある程度の点数が採れるようになってます。そのコツはあくまでもTOEICの問題を解く際であって、日常で使用する英語は「問題」ではないのでそのコツが通用しないことがあります。

 TOEICの点数が高いのに仕事では英語が使いこなせないというのでは無駄となってしまいます。TOEICの点数さえ高ければそれでいいという場合は別ですが、企業で英語力を求めているということは、仕事で使うからという場合がほとんどでしょう。

 TOEICを何のために勉強するのか?を考えた上でTOEICの勉強をしていかないと、点数と実力が比例しない結果となってしまいます。

 点数だけ取れたらいいという方以外は、TOEICだけの傾向で勉強すると後々大きな壁に当たってしまうこともあるでしょう。
 何のためにTOEIC勉強をするのか?と考えた時に、仕事で使えるようになるためというのが多くの企業が求めていることなのでそこに結びつくと思います。

そのためTOEICを勉強する際には基礎がまず何かという点から勉強することが大切です。
TOEICの問題というのは0点を採る人も満点を採る人も同じ問題を解きます。英検は級があるので、その人相当のレベルを勉強することができますが、TOEICの場合は全く英語ができないという人でさえも、満点を目指す人と同じ問題に向かい合う必要があります。

 そのため単語は聞いたことも見たこともないものがたくさん出るでしょうし、リスニングも何を言っているか全然わからないなんてこともあると思います。
 しかし、基礎というのは同じです。基礎さえできればある程度の点数は採れるものです。

 まずは「TOEICの勉強」ではなく中学1年の基礎から勉強を始めること、そして基礎を徹底的にできるようになってから、TOEICの単語なり応用なりを勉強されることをお勧めします。その基礎さえできればあとは単語を覚えたり、問題を解いていくことで慣れていき、わからないところを調べていくようにすれば伸びは早いです。

 その基礎ができるようになることで、TOEICの勉強だけではなく他の資格の勉強をする時にも役立ち、そして仕事で使う英語にもつながることでしょう。
TOEICの点数を上げるという目先だけにこだわらず、なんでTOEICの勉強をするのかを理解して勉強を進めると重要なことに気づくことができると思います。