英語勉強法の大辞典

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IELTS英作文対策に役立つライティングの文章構成の考え方

<エッセイの書き方>

英語も日本語と同じで、用途別に書き方のルールや表現などが違ってきます。今日はエッセイや論文の書き方をご紹介しましょう。


エッセイの構造は(Essay Structure )は次のように3 つのセクションに分けることが出来ます。

1. Introduction (序説、前置き)
2. Body part (内容)
3. Conclusion (結論)

このようにお伝えすると、真面目な方はIntroductionから書き始めようとし、行き詰りとなってしまいがちです。Introductionは最初の部分に来ますが、最初に書くものではありません。

海外の大学のテストなどでは、与えられたタイトルからエッセイを仕上げるのに5分程度の時間しか与えられないことも多いですが、それでもまず、アウトライン(Outline)、つまりどのようなエッセイにするかという骨組みを考えます。

箇条書きで良いので、エッセイのテーマにあたるメインアイデアと、メインアイディアをサポートするアイディア、そして導きたい結論(Conclusion)のリストを書いていきます。
 
アウトラインはエッセイの骨組みです。エッセイを書く作業の中で最も大切なプロセスで、アウトラインが出来てしまえば、エッセイは8割がた書き終わったのと一緒です。

とはいえ、イントロダクションは読者が最初に目にする部分ですので、特に大事です。
なぜこのテーマについて書いているのか、あるいは与えられたテーマについて賛成なのか反対なのか、どのように興味を持ったのかを簡単に、そして明確に書きます。

日本の文章のように起承転結という構成ではありませんので、英語のエッセイではこのイントロダクションで伝えたいことをはっきり書くことが大事です。

続いて、Body part (内容)にテーマに対する一般的な情報やそれに対する自分の意見、自分の意見を支える証拠を書いていきますが、最も注意すべきはテーマに賛成ならば賛成、反対ならば反対と、自分のスタンスを一貫させることです。

日本の作文の場合はあいまいに中立に書くことも可能ですが、英語のエッセイではそれでは許されません。
例えばテーマとして「学校の制服に対する」を選び、あなたの立場が賛成ならば、このエッセイの最初から最後まで賛成で通し、それをサポートする事実を書いていかなければなりません。

そしてもう1点注意すべきは、パラグラフひとつにつき、用件を一つだけ書くことです。違うことを書く場合には次のパラグラフに書くというルールです。

最後に結論(conclusion)を書きます。これまでBodyで書いてきたことをまとめます。ここでもイントロダクションやBodyで書いたことと矛盾がないように気を付けましょう。

またここではイントロダクションやBodyで触れなかったことには触れないようにします。つい文字数を増やそうと違う事柄に触れてしまうことにより、エッセイの説得力が弱まってしまいます。

英語でエッセイを書く際には、特に時間の制限がある場合には、1文1文に完璧を求めないことが大切です。

例えば「今は忙しかったので、ジムに行きたかったのに諦めて、簡単に買い物をして、帰宅した」と書く場合に、この英文1つにまとめようとすると困難になってしまいます。良い文章が書けるに越したことはないとはいえ、エッセイでは一貫した論点が書けるかどうかが試されています。

「今日は忙しかった」「ジムに行きたかったが諦めた」と分けて書けば良いのです。特に経験が浅い場合は肩肘を張らず、思いついた日本語を途切れ途切れでもいいので簡単な表現で書けるようにしましょう。