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イギリス人と日本人の性格・価値観の違い。愛国心という観点から考えた結果

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よく「イギリス人と日本人は似ている」なんて聞きませんか。
しかし私はそうではないと感じています。
そこで今回は、愛国心という観点からイギリス人と日本人の違いを考えてみたいと思います。



愛国心の違い

”愛国心”という言葉を使うのが適切かどうかはわかりませんが、おそらくそういった観点から、大きくイギリス人と日本人は違うと思います。
日本人は私の周りにいる友人もそうですが、自国についてあまり関心がない、と言えると思います。
政治にしても、歴史にしても、今日本が何をしていて、自分はこうしたほうがよいと思う、といった意見を持っている人は少ないのではないでしょうか。
それは今の日本がそれだけ日本国民にとって”幸せ”な国だから気にする必要がないのか、文化からくるのか、もしくは他に要因があるのか。
だからか「日本が好きか」という問いに、「好きでも嫌いでもない」とか、微妙な答えを返す人が多いのではと思います。

しかしイギリス人ははっきりと違う。
胸を張って「イギリスは素晴らしい」と言える人の割合が日本より遥かに高いと思います。
例えば私の友人は「自国がいろいろな文化を受け入れているリベラルな国であることを誇りに思っている、がイギリスのイギリスが一番といったような思い込みは好きではない」と言っておりました。
ここからうかがえるのが、自分の国は他文化を受け入れる尊敬できる国だと思っているということ。
そしてそれゆえか、他国を見下しているような具合でプライドを持ってしまう人が多いと言わざるをえないということです。

しかし果たしてイギリスはあらゆる文化を”受け入れている”と言えるでしょうか。
私のサウジの友人は服装ですぐにイスラム教徒だと分かるのですが、ある日バスの運転手に、「お前らのせいで治安が悪くなるんだ、この国から出ていけ」と言われたことがあるそうです。
一部に偏った考えの人はいるのだと思いますが、個人的に感じるのは、イギリスは単にそこに利益があるから移民を受け入れているのだということ。
つまり、リベラルを重んじるという考えから受け入れているのではないのではと思います。
だとするとこれが果たして、尊敬されるような理由で他文化を受け入れている、と言えるのかどうかは疑問です。

また、ある教師は「イギリスのメディアが世界一信用できるといわれている」と、何のためらいもなく言っていました。
私は公民の知識に乏しいので、民主主義の定義や、どういった形を成していれば進んでいる民主主義だと認められるのかはわかりませんが、少なくとも多くのイギリス人は英国の民主主義は他の国に比べてかなり進んでいると考えていると思います。

私はこういった、自国主義というのか、そういった考えがどうしても”ナショナリスト”ではないかと感じてしまう。
しかしよくよく考えてみると、これを”ナショナリスト”だと感じる私の感覚がおかしいのだと気づかされます。
王家に強い関心を抱いていることもそうです。
イギリス人がイギリスで「ウィリアム王子、万歳!」というのはいいのに、日本人が日本で「天皇、万歳!」というと右翼だと言われてしまう。
おかしいですよね。
自国を誇りに思うことはいいことで、その文化を重んじることはあるべき姿のはずなのに。
そういった意味でイギリス人と日本人は大きく異なる。

しかし面白いのは、あるイギリスの友人に言われたことです。
「日本人は世界でも、ナショナリズムが顕著にあらわれている国だと思っていた」と。
本当に面白い。
私は逆に、イギリスこそナショナリズムが顕著にあらわれている、と感じていますから(笑)

灯台下暗し、とは言いますがやはり近いことほど気づかないものなのかもしれませんね。

日本人も本当はナショナリスト、なのでしょうか。