英語勉強法の大辞典

英語の効率的な勉強法や語学留学の情報を書いています。

英語は聞くだけじゃ上達しない。地道な勉強と英語を実際に使う機会の二つがあってはじめて身につく

「英語を聞くだけで喋れるようになった」
「英語はいかにたくさん聞くかが大事」
「アメリカにいったら自然と喋れるようになった」

 こんな話を聞いたことはありませんか?

 確かに、英語は語学ですから、聞いたり話したりすることが上達への第一歩になります。しかし、だからといって地道な単語学習や文法の基礎勉強をおろそかにすると、いつまでたっても「なんちゃって英語」から抜けだせません。



単語力がなければ読み書きが出来ない

 しばしばバックパッカーの人などは、実際に旅をしているうちに英語が喋れるようになった、といいます。旅の道中に英語を使うとすれば、会話中心ですから、当然英会話は上達するでしょう。英語圏の人々と交流しているうちに、よく使うフレーズなどは嫌でも身につきますし、発音も真似をしているうちにカタカナ英語から抜け出すことが出来ます。

 しかし、問題は英会話だけでは、単語力や読む力、書く力が養えないことです。

 英会話は出来るのにTOEICやIELTSなどの試験が苦手な人のほとんどは、この読み書きの罠にはまっています。使えないとバカにされがちな受験英語ですが、読み書きに関しては受験英語のようにしっかり座学で勉強しないと太刀打ち出来ません。

 旅行や国際交流であれば、英会話だけでもいいかもしれませんが、例えば海外の大学に進学したり、海外でビジネスをするとなると、専門的な単語や議論で使われるフレーズなど、より深いトピックについて語れる語彙力が必要です。

 そのため、座学をおろそかにすると、本当の意味で英語圏でやっていける実践的な英語は身につきません。

毎日1時間の積み重ねが大事

 海外営業を行う商社マンなどは、毎日の業務が忙しくて、なかなか英語を勉強出来ていないように見えます。しかし、彼らは毎日1時間でも座学をして、学習する癖がついています。商社マンの多くは高学歴で、受験を経験したことにより勉強することに慣れています。

 勉強することに慣れていない人は、やはり座学が嫌いで、なかなか旅の英会話レベルから脱却出来ません。これは非常にもったいないことです。毎日、1時間だけ勉強すれば壁を乗り越えて、より実践的な英語を学べるのに「英語は話さなきゃ使えない」という一点に縛られて座学を避けてしまう人が大勢います。

座学だけでもダメ

 もちろん、座学での勉強だけでは英語は身につきません。発音や聞き取りにくいなまりのある英語、ネイティヴスピードの英語などは、実際に英会話をしなければ身につかないスキルです。
 どちらかにかたよるのではなく、英語習得には座学と英会話、両方をバランス良く取り入れる事が大事です。

「文法がめちゃくちゃでも通じればいい」というのは、確かにその通りですが、英語圏の人からすれば子供のようなカタコト英語をしゃべっているように聞こえます。良くも悪くも、相手に舐められる英語なので、例えばシェアハウスの大家などにぼったくられる可能性も出てきます。

 英語圏の人の中には、英語を喋れない人間を差別する人もいます。
 不快な思いをしないためにも、座学をコツコツやって、本物の英語力をつけておきましょう。