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実践的英語力が求められるIELTS6以上を独学のみで攻略出来るのか?オンライン英会話を駆使したIELTS独学勉強法

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 IELTSはTOEICと異なり、スピーキング・リスニング・ライティングの日本人三大苦手項目を含む英語試験です。
 ライティングは対策次第で何とかなりますが、スピーキングとリスニングは付け焼き刃の勉強では通用しません。

 スピーキングは同じ単語を連続で使うと語彙が無いとされ減点されてしまいますし、文法ミスも細かくチェックされます。日本人が苦手な発音も採点基準に入っており、日本人の受験英語では全く太刀打ち出来ません。
 リスニングに関しては日本人が苦手な訛りや発音のリンキングが多発しており、1つのセクションの文章が非常に長いです。そのため、英語を英語で考え理解する能力がないと高得点はとれないようになっています。

 これらに加えて、学術的な内容のリーディングテストをクリアして、ようやく高いスコアを得ることが出来ます。

 高難易度でありスピーキング、リスニング、ライティングの高い壁があるIELTSを独学でスコア6以上まで伸ばせるのでしょうか?

 結論から言うと、オンライン英会話を活用することで十分に可能です。

 その方法を見て行きましょう。


IELTSリーディング攻略。必要な単語力はDUO3.0で補う

 IELTSのリーディングセクションに出てくる単語は学術的なものが多く、難易度は非常に高いです。
 しかし、7割前後の英単語が分かれば、ある程度、推測することが可能で、問題を解くには十分です。

 中級者~上級者向けの英単語帳DUO3.0を何周もすれば、IELTSに出てくる英単語の7割は理解出来ます。

 DUO3.0には英会話で必須のフレーズや熟語も出てくるので、スピーキングでも大いに役立ちます。英単語帳はDUO3.0だけに絞って、あとは模擬試験問題集などで補う方法が一番効率が良いです。
 英単語学習の方法に関しては、当ブログの過去記事が参考になると思います。

英単語学習において一番大事なことは前日の復習。英単語は朝夜の10分間の復習で簡単に覚えよう - 英語勉強法の大辞典

 また、DUO3.0を初めてやる際には、まだ音読をしないでください。
 音読は発音を学んでからにしないと、カタカナ英語に慣れてしまいいらぬ苦労をします。
 基本的に目で追い、理解し、CDで何度も聞く、を繰り返して覚えて下さい。

 長文読解はレベルにもよりますが、簡単なものから始めて、少しずつ語彙を増やして下さい。DUO3.0でヒイヒイ言っているレベルならば、いきなり模擬試験問題集をやってもイヤになるだけです。まずは、簡単な英語長文からはじめて、英語を読む体力をつけましょう。

 上記のやっておきたい英語長文シリーズは、難易度別に300,500,700と分かれていて使いやすいのでオススメです。名門予備校の河合塾が出版している参考書で、解説も充実しており、これら3冊をこなせば模擬試験問題集にも怯むことはないでしょう。

IELTSのライティングセクションはコツがある

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 IELTSのライティングは、実は高得点がとれるテンプレートが決まっており、接続後や言い回しはテンプレートを利用すれば簡単に構成が出来てしまいます。
 下記がIELTSライティングの基本テンプレートです。

・イントロダクション(導入)
The graph/chart(s) show/describe/represent(s) information about [paraphrasing of the title].
イントロダクションはだいたいこのパターンで広範に応用が効きます。
トピック提示は問題文のパラフレーズで完成します。第一段落は長めの1行で十分です。情報量が多くて、文章が複雑になりそうな時は、2行に分けてもよいと思います。

・データの特徴(最も大事なポイント)
One of the most striking features of the graph/chart was that the drastic increase in [something] was measured from [the lowest number] to [the highest number]. [one more sentence], thus demonstrating the increase/decrease reliance upon the [system].
まず最初に、なんと言っても外せない一番のポイントをまとめておきます。いろいろ書きたいことはあると思いますが、全体を眺めて、優先順位の最も高いものをもってくるようにします。ちなみに、データ情報が過去のものである場合は、すべての文章を過去形で。

・データの特徴(2番目に大事なポイント)
Regarding [something], [XXX]. There was an increased demand upon the [system].
ポイントは事実を完結にまとめることと、文法ミスをなるべく減らすことです。要するに、読んだ人に「わかりやすく」書くことです。残念ながら、この辺は事前に準備ができませんので、本番勝負です。

・データの特徴(その他のポイント)
When it comes to [something], [XXX]. This change/shift was not significant enough to consider, since [reasons].
この段落はあってもなくてもよいと思いますが、あると議論に広がりがでてよいと思います。また、いろいろな情報を丁寧に読み取っていることを示すことができるうえ、全体の分量調節にもなります。

・コンクルージョン(結論)
Overall, it would appear that [findings] due to the fact that [XXX].
コンクルージョンは、データ情報のポイントのサマリーと、比較などから結局何が言えるのかを1行でまとめます。多くても2行くらいがよいと思います。

 内容や具体的に使う単語や熟語によって左右されますが、これだけでスコア5.5~は確実にとれます。
 スペルミスや文法ミス、同じ単語の連続使用などが減点対象になるので、なるべく多くの言い回しをストックしておきましょう。

 実践問題集には模範解答がのっているので、それを丸写しして知らない単語、熟語を把握したり、大学受験用の英作文の参考書を使うと、非常にスムーズにライティング力を伸ばせます。
 しかし、ライティングは語彙力や文法力といった基礎が重視されるため、取り掛かるのは後半にするべきです。

 ライティングの参考書は「今すぐ書ける英作文」が分かりやすく、入門に丁度良いと思います。

 本書は大学入試用ですが、英作文のフォーマットや作り方は共通しているので、ぜひ目を通して下さい。

 また、副詞のバリエーションは過去記事にまとめています。
www.eigobenkyouhou.net

リスニング・スピーキング・発音はオンライン英会話で補おう

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 さて、これまでは独学のしやすい分野でしたが、スピーキングや発音、リスニングはなかなか独学では難しいです。特にスピーキングと発音は正解が見出しにくいので、ネイティヴスピーカーやIELTS高スコア所持者にチェックしてもらわないと、どうしようもありません。

 しかし、日本の駅前留学はとても高いですし、費用対効果を考えるとIELTS対策のためだけに通うのはオススメ出来ません。
 
 そこで、オンライン英会話を使って格安でスピーキング・発音・リスニング対策をしましょう。
 オンライン英会話は2000年代になって登場した、Skypeを利用したマンツーマン制の英会話であり、格安な事から多くの英語学習者が利用しています。
 オンライン英会話シェアトップのDMM英会話だと、月額6500円で、50分のマンツーマンレッスンが毎日受けられるという破格のサービスです。

DMM英会話



 このオンライン英会話には様々なメリットがあります。

・自分の都合で授業をカスタマイズ出来る

 オンライン英会話は、授業を受ける時間も内容も自分でカスタマイズ出来ます。
 例えば、土日しか授業が受けられないようであれば、土日に集中してコマを入れることが出来ます。駅前留学だと、好きな時間に自分のレベルのコマが無かったりして、苦労が多いものです。しかし、オンライン英会話ならスケジュールを自分で組むことが出来ます。

 また、内容を決める際に「IELTS対策に発音を教えてほしい」「IELTS対策のスピーキングを教えて欲しい」と言えば、IELTSに詳しい教師を選べて、内容もしっかりIELTSにフォーカスしてくれます。
 カメラがついているので、発音の際の舌の動きなど、独学では分かりづらい部分をしっかり教えてくれます。

 特に発音に関しては絶対に意識するべきです。

 日本人独特のカタカナ英語を直すには、専門的なトレーニングが必須です。詳しくは過去記事で特集していますので参考にして下さい。
www.eigobenkyouhou.net

・とにかく安い

 オンライン英会話は教室を持たない分、コストを削減出来るので非常に授業料が安いです。
 そのため、IELTS対策だけのための授業であれば、5000円~6000円程度でみっちり学ぶことが出来ます。

 オンライン英会話を利用する上で大切なことは、発音とスピーキングを重視して教えてもらうことです。
 この二つだけは独学では効率が悪いので、ぜひオンライン英会話を利用してコツを習得しましょう。

リスニングはネイティブイングリッシュ1冊をしっかりやればOK

 上記のオンライン英会話を使うと、英語に慣れてきてリスニングも少しずつ楽になるのですが、やはりIELTSのリスニングは高難易度で専門的な対策が必要です。

そこでオススメなのが英会話教材【ネイティブイングリッシュ】という教材です。



ネイティブイングリッシュは、1日6分、英語を聞くだけで基本的なスピーキング力・リスニング力を身につける事が出来る英会話に特化した英語教材です。

テキスト無し、音声のみの教材ですが、日本人にありがちな「文字で見れば分かるのに、リスニングだと聞き取れない」「簡単なフレーズなのにスピーキングになると口から出てこない」という弱点を補強するのに特化しており、初心者向けのスピーキング・リスニング教材としてオススメです。

ネイティブイングリッシュは、すでに成人してしまい日本語脳(日本語で考えてから英語に直して喋ること)で固定化された人向けに作られた教材なので、英会話にまったく自信がない人にこそ効果があります。

会話で即使えるフレーズとシチュエーションを豊富に取り揃えており、さらにリスニングに弱い人でも安心してステップアップ学習出来るよう「遅い速度」と「ネイティブスピード」の2段階の音声を利用することが出来ます。

日本人の英語学習者にとって、一番の難関と言われているスピーキングとリスニングを1日6分のトレーニングで簡単に強化出来るので、ぜひ英語学習に取り入れてみて下さい。

リスニング・スピーキングの学習はこれ一本で十分です。レベルの合わない参考書にあちこち手を出すよりも、初心者向けのネイティブイングリッシュをしっかり毎日6分でいいので聞くことで、グッと実践的な英会話力が得られますよ。

ネイティブイングリッシュの詳細は下記の公式ページにてどうぞ。
英会話教材【ネイティブイングリッシュ】 公式ページ

 リスニングは発音が出来るようになると発音の違いが理解できて伸びますし、単語や言い回しのストックが増えれば、つまづくことも少なくなります。
 日本人が苦手とするリスニングですが、慣れればどうということはありません。6~7割が聞き取れれば、IELTSスコア6以上をとることは簡単です。

総合対策は一冊買えばOK!

 IELTSの総合対策本はIELTS実践トレーニング CD2枚付があればOKです。

 この本はIELTS総合対策本で最も実践的で、SpeakingのCD化、サンプルの回答もついており対策がしにくいSpeakingセクションもしっかりカバーしています。
 もちろん、難易度は本番のIELTSと同じくらいなので、基礎をカバーする参考書が必要ですしオンライン英会話などで実際にスピーキングを鍛える必要がありますが、基礎を鍛え終えたら、この本でしっかり本番と同様に時間をはかって練習をしてみましょう。

 

IELTSは独学でも攻略出来る

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 いかがでしたか?
 日本にはIELTS対策塾や参考書が乱立していますが、実は少ない参考書と独学、オンライン英会話で十分対策出来るのです。総費用は5万円程度ですから、塾に10万も20万も支払うよりずっと楽ですし、自分のペースで出来ます。

 もし、独学がうまく行かない時は、思い切ってフィリピン留学をしてIELTS専門コースに入ると良いと思います。
 フィリピン留学は格安で、コストパフォーマンスの高い語学留学と評判であり、1ヶ月、2ヶ月の短期留学であれば駅前留学に行くよりもずっと安上がりで効果が出ます。なにせ、英語が第二言語のフィリピン人につきっきりで対策をしてもらうのですから当然ですね。

 いずれにせよ、IELTS6以上の攻略で大切なのは勉強時間です。

 まとまった勉強時間をとらないと、なかなかスコアは伸びません。
 社会人の方は忙しいかと思いますが、平日の寝る前の10分、20分、土日を利用して対策しましょう。

 IELTS6はしっかり勉強すれば、そこまで難しいものではありません。
 肩の力を抜いて、落ち着いて試験に挑みましょう。

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